以下の記述は、すべて *Title"" と等価です
←タブ→*Title"" ; コマンドは行のどこから書いてもかまいません
* T_i_t_l_e←タブ→"" ; クォーテーションの外部のスペース・タブはすべて無視されます(_ は半角スペース)
*Ti曲名tle"" ; クォーテーションの外部の全角文字はすべて無視されます
*Title"←タブ→" ; クォーテーションの内部のタブは無視されます
*Ti《改行》
tle""
*Title"《改行》
" ; 改行は常に無視されます
つまり、以下のような記述も可能となります
*Title"曲名"*Arranger"《改行》
Aさん,《改行》
Bさん,《改行》
Cさん" ; 1 行に複数コマンド記述可能、自由に改行可能
ヘッダはファイルのどこに記述してもかまいません
*HEAD"" コマンドと同様、ファイルの末尾に記述してもかまいません
また、ファイルのあちこちにヘッダ記述を分散させてもかまいません
全角文字は Shift-JIS コードでなければなりません
これは、
という意味です
現在のバージョンでは、数字とアンダースコアは使用されていません
以下の記述は、すべて *Title"" と等価です
*title""
*TiTLe""
*TITLE""
*Title"" と *Title'' は、通常は同じ意味を持ちます
ダブルクォーテーションを値として持ちたい時に、シングルクォーテーションを使用して下さい
値の開始クォーテーションと終了クォーテーションは一致していなければなりません(クォーテーションが閉じていなければなりません)
故に、ダブルクォーテーションとシングルクォーテーションを両方同時に値として持つことはできません
以下のような記述が可能です
********Title ""
*****Composer ""
*ComposedYear ""
値が 127 バイトを越える場合、127 バイトを越えた部分は無視しても構いません
127 バイトを越えるからといって、そのヘッダコマンドすべてを無視してはいけません
ソフト側では、値を 127 文字未満に制限してはいけません
ただし、127 バイト目が全角文字の 1 バイト目だった場合などはこの限りではありません
*Ti#tle"" などは、Muse 文法と照らし合わせると、本来はエラーとするべきですが、
ソフト側でこのエラーを無視して、有効なヘッダコマンドとして認識してもかまいません
無効なコマンドとしてコマンド全体を無視してもかまいません
この部分は、ユーザー(ヘッダを書く側の Muser)の責任とし、
仕様としては、ソフト側の動作は未定義とします
ひとつの Muse データファイルの中に、同じヘッダコマンドが複数回記述されている場合、
ソフト側では、そのうちのどれかひとつを正式なヘッダコマンドとして認識しなければなりません
複数記述をエラーとして、すべてのコマンドを無視してはいけません
ただし、同一コマンドの複数回記述はヘッダの趣旨に反するので、
この部分は、ユーザー(ヘッダを書く側の Muser)の責任とし、
仕様としては、ソフト側でどのコマンドを認識すべきかについては、未定義とします