目次


スラーとタイ

コマンド:st()

用語:スラー(slur)、タイ(tie)

クイックリファレンス

スラーとタイ
この説明図のソース

解説

s スラートグル
t タイトグル。フォントベースならスラーと同じだが、Type K ならタイになる
( スラー開始。s と違って、音符の前に記述する
) スラー終了。( と対になる。音符の後に記述する
[c] 複数のスラーやタイの組を識別するための ID。19AZを、st() の直後に指定する
[u,d,l] スラーの向き。スラー開始のコマンドに指定する
[t] スラーをタイの形状にする
[b] 破線スラー
[+,- i] スラーの始端や終端を上下移動する。単位は \internote
[+,- x] 同、左右移動。単位は notehead width
[+,- i] スラーの中間部の高さを変更。スラー終了のコマンドに指定する
[:d1d2] スラーの始端(d1)と終端(d2)の傾斜。17 を指定する
[f,n,h,H,HH] スラーの曲率を、フラット(f)、ノーマル(n)、きついカーブ(hHH)にする。フォントベースのスラーでは、スラー終了コマンドにのみ指定可。Type K の行をまたぐスラーでは、どちらにでも指定可
[s +,- i] Type K の行をまたぐスラーやタイで、終端部分の上下移動
+,- x 同、左右移動
[+,- i] 同、開始部分の上下移動
+,- x 同、左右移動
[p] Ap +,- s,t で指定したデフォルトの局所的な変更
+,- 自動調整のオン/オフ
s,t スラー/タイ

Type K ポストスクリプトスラーは、柔軟で綺麗な出力が得られるが、dviware によってはスラーを表示/出力できないものもある
筆者の手元では、(p)xdvi、dvips、dvipdf は OK、dvipng、dvipdfm(x) はアウトだった
Type K スラーを有効にするには、Ap を指定する
s オプションを有効にするには、Apl を指定する


目次

Last-modified: 2009/12/27

webmaster@pt2k.xii.jp
http://pt2k.xii.jp

Valid HTML 4.01 Strict Valid CSS 2.1