コマンド:s、t、(、)
用語:スラー(slur)、タイ(tie)
| s | スラートグル |
| t | タイトグル。フォントベースならスラーと同じだが、Type K ならタイになる |
| ( | スラー開始。s と違って、音符の前に記述する |
| ) | スラー終了。( と対になる。音符の後に記述する |
| [c] | 複数のスラーやタイの組を識別するための ID。1〜9、A〜Zを、s、t、(、) の直後に指定する |
| [u,d,l] | スラーの向き。スラー開始のコマンドに指定する |
| [t] | スラーをタイの形状にする |
| [b] | 破線スラー |
| [+,- i] | スラーの始端や終端を上下移動する。単位は \internote |
| [+,- x] | 同、左右移動。単位は notehead width |
| [+,- i] | スラーの中間部の高さを変更。スラー終了のコマンドに指定する |
| [:d1d2] | スラーの始端(d1)と終端(d2)の傾斜。1〜7 を指定する |
| [f,n,h,H,HH] | スラーの曲率を、フラット(f)、ノーマル(n)、きついカーブ(h〜HH)にする。フォントベースのスラーでは、スラー終了コマンドにのみ指定可。Type K の行をまたぐスラーでは、どちらにでも指定可 |
| [s +,- i] | Type K の行をまたぐスラーやタイで、終端部分の上下移動 |
| +,- x | 同、左右移動 |
| [+,- i] | 同、開始部分の上下移動 |
| +,- x | 同、左右移動 |
| [p] | Ap +,- s,t で指定したデフォルトの局所的な変更 |
| +,- | 自動調整のオン/オフ |
| s,t | スラー/タイ |
Type K ポストスクリプトスラーは、柔軟で綺麗な出力が得られるが、dviware によってはスラーを表示/出力できないものもある
筆者の手元では、(p)xdvi、dvips、dvipdf は OK、dvipng、dvipdfm(x) はアウトだった
Type K スラーを有効にするには、Ap を指定する
s オプションを有効にするには、Apl を指定する
Last-modified: 2009/12/27