外部のファイルに書かれた PMX コマンドを .pmx ソースに取り込むことができます。
とすることで、.pmx ソースのセットアップデータの後に pmx.mod の内容が取り込まれてコンパイルされます。
これは、すべての楽譜で共通に使う設定や TEX マクロを記述しておくのに便利です。
例えば、
という内容の ~/lib/pmx/pmx.mod というファイルを作成して、環境変数 PMXMODDIR に ~/lib/pmx/ を設定します。
PMXMODDIR のパス設定の最後は /
か \
でなければなりません。
環境変数の設定の仕方は、各シェルのマニュアルをご覧下さい。
ARfilepath
を使うと、任意のファイル名のモジュールを、環境変数の設定なしに、ソースファイルの中に何度でも取り込むことができます。
AR
は、インプットブロックの最初に記述します。
filepath には、絶対パスまたは相対パスを指定することができます。
filepath にパスが指定されていないか相対パスが指定されている場合、ソースファイルが置かれているディレクトリを基準にモジュールファイルを探し、見つからなければ(もし設定されていれば)PMXMODDIR を基準に探します。
Last-modified: 2009/12/06