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インクルードファイル

外部のファイルに書かれた PMX コマンドを .pmx ソースに取り込むことができます。

グローバルインクルードファイル

  1. pmx.mod という名前のファイルを用意する
  2. 環境変数 PMXMODDIRpmx.mod を置いたディレクトリを設定する

とすることで、.pmx ソースのセットアップデータの後に pmx.mod の内容が取り込まれてコンパイルされます。
これは、すべての楽譜で共通に使う設定や TEX マクロを記述しておくのに便利です。

例えば、

Abple
\\nobarnumbers\
\\sepbarrules\
\\def\lyricvertpos{-8}\
\\def\lyrichorzpos{-3pt}\
\\def\lyric#1{\zcharnote\lyricvertpos{\kern\lyrichorzpos#1}}\

という内容の ~/lib/pmx/pmx.mod というファイルを作成して、環境変数 PMXMODDIR~/lib/pmx/ を設定します。

PMXMODDIR のパス設定の最後は /\ でなければなりません。
環境変数の設定の仕方は、各シェルのマニュアルをご覧下さい。

ノーマルインクルードファイル

ARfilepath を使うと、任意のファイル名のモジュールを、環境変数の設定なしに、ソースファイルの中に何度でも取り込むことができます。
AR は、インプットブロックの最初に記述します。
filepath には、絶対パスまたは相対パスを指定することができます。
filepath にパスが指定されていないか相対パスが指定されている場合、ソースファイルが置かれているディレクトリを基準にモジュールファイルを探し、見つからなければ(もし設定されていれば)PMXMODDIR を基準に探します。


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Last-modified: 2009/12/06

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