コマンド:h
、w
h,w | ページの高さ、幅。ボディの初めにのみ記述可 |
x | サイズ |
[i,m,p] | インチ、ミリメートル、ポイント。デフォルトはポイント |
デフォルトは、524×740 ポイント(≒ 7.3×10.3 インチ)です。
これは、レターサイズ(8.5×11 インチ)に印刷することを想定しているのだと思いますが、北米以外では A4判(210×297 ミリメートル)が標準です。
A4判に、左右のマージンを 15ミリメートルずつ、上下のマージンを 10ミリメートルずつで出力するには、
w180m h277m
\\hoffset=-10.4mm\
\\voffset=-15.4mm\
とします。
この計算は、
210mm - ( 15mm × 2 ) = 180mm
297mm - ( 10mm × 2 ) = 277mm
多くの dviware は、\hoffset=0mm \voffset=0mm
とすると、左から 1in(インチ = 25.4ミリメートル)、上から 1in のマージンが入るので、\hoffset=-10.4mm
で左マージンが 15ミリメートル、\voffset=-15.4mm
で上マージンが 10ミリメートルになります。
因みに、MusiXTEX(musixtex.tex)では、
\hoffset= -15.4mm
\voffset= -10mm
と定義されています。
Last-modified: 2009/12/27